懐かしき伝説の女優・原 節子
生年月日 1920年6月17日 ― 没年月日 2015年9月5日 【満95歳没】

 
12/111作
新しき土/1937年封切
野口久光・画
当時国民的人気のあった原節子が抜擢された日独合作映画です
文化的な背景の違いから両監督が対立し 同タイトルで 「ファンク版」 と 「伊丹版」 の2本の映画が撮影され
今では評価の高いファンク版が一般的に流通している

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31/111作
嫁ぐ日まで/1940年封切
原節子 当時まだ19歳での花嫁姿です・・
それは戦前の日本女性としての芯が通った強さと誇りを醸し出していました

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54/111作
緑の故郷/1946年封切
戦後間もない時代背景の中で
女教員を演ずる原節子と復員兵を演じた黒川弥太郎が共演する、昔懐かしの名作です
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65/111作
颱風圏の女/1948年封切
小津安二郎が「晩春」のヒロインに原節子を抜擢する際に大きな影響を与えた作品です
密輸船の乗組員といった奇抜な役どころで登場します

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68/111作
お嬢さん乾杯/1949年封切
原節子が出演した唯一の木下監督作品です
GHQ(’45年〜’52年)占領下の時代背景の中で製作された作品ではありましたが
原節子が自宅入口付近でコミカルな転倒シーンを観客に披露して大変話題になりました

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キネマ旬報 【 第6位 】




前篇69 続篇70/111作

青い山脈/1949年封切
石坂洋次郎:原作で 当時一世を風靡した青春大作です
此方のポスターは正篇・続篇の「総集篇」となります

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キネマ旬報 【 第2位 】




72/111作
白雪先生と子供たち/1950年封切
白雪先生とクラスの子供達との 心温まる名作
原節子の魅力溢れる先生役に注目!

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73/111作
女医の診察室/1950年封切
原節子が産婦人科部長の役柄を演じた昔懐かしの異色作
恋人役の上原謙と初顔合せでした

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74/111作
アルプス物語 野性/1950年封切
山の娘役を原節子が演ずる 昔懐かしの太泉映画作品です
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75/111作
七色の花/1950年封切
昭和26年「白痴」「麥秋」「めし」の前作に位置する作品で、キネマ旬報にも入選された秀作です
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キネマ旬報 【 第10位 】




78/111作
めし/1951年封切
昭和26年の大阪を舞台にした林芙美子の長編小説を成瀬巳喜男が手掛けた秀作
主演の原節子が夫婦間の微妙に揺れ動く心理状態を見事に演じきる

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キネマ旬報 【 第2位 】


 
79/111作
風ふたゝび/1952年封切/右側:立看
1951年「朝日新聞」に連載された永井龍男の初の新聞連載小説の映画化です
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81/111作
東京の恋人/1952年封切
原節子が似顔絵を描いて生計を立てる明朗な画家を演じました
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85/111作
山の音/1954年封切
川端康成の原作を成瀬巳喜男監督が映画化した名作です
原節子が哀れで不幸な女の人生を見事に演じ切り、山村聰の好演が光った作品でした
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キネマ旬報 【 第6位 】




86/111作
ノンちゃん雲に乘る/1955年封切
石井桃子の児童文学作品の映画化です
成瀬巳喜男監督の「山の音」以降、病気で静養していた原節子の復帰作でした

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88/111作
驟雨/1956年封切/右側:立看
成瀬巳喜男監督の名作「驟雨」です
原節子の素朴な一面が画面いっぱいに描かれていて 魅力溢れる作品に仕上がっています

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キネマ旬報 【 第23位 】




92/111作
兄とその妹/1956年封切
1939年・戦前松竹大船の現代劇を代表する作品で島津保次郎が監督・脚本
佐分利信・三宅邦子・桑野通子が当時演ずる
このポスターはその作品のリメイク版で池部良・原節子・司葉子が見事に表現しています

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106/111作
ふんどし医者/1960年封切/立看
金儲けには興味がなく、貧しい人々に医療を施すが、決して名医ではない医師を 博打が大好きな妻が脇を支えた人情喜劇
原節子の真骨頂がこの作品にも描かれている

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